津軽の海よ竜飛岬は吹雪に凍えるよ 日毎夜毎海鳴りばかり愚図る女の泣く声か
津軽の女よ別れうたひとつくちずさむ にごり酒に想い出浮かべかじかむ心の空を見る
降りつもる雪 雪 雪また雪よ 津軽には七つの雪が降るとか
こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪 みず雪かた雪春待つ氷雪
津軽の女よ枕乱して引き込む恋女 愛に生きて夢に生きて白いかげろう空に舞う
津軽の女よねぶた祭りのゆきずりたわむれか 過ぎた夜の匂いを抱いて帰れと叫ぶ岩木川
降りつもる雪 雪 雪また雪よ 津軽には七つの雪が降るとか
こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪 みず雪かた雪春待つ氷雪
津軽の海よ三味がゆさぶるじょんがら聞こえるよ
嘆き唄か人恋う唄か胸のすきまにしみてくる
降りつもる雪 雪 雪また雪よ 津軽には七つの雪が降るとか
こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪 みず雪かた雪春待つ氷雪
降りつもる雪 雪 雪また雪よ 津軽には七つの雪が降るとか
こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪 みず雪かた雪春待つ氷雪